こんばんは。昼寝しすぎたのにまだ眠い、中年デュマです。
インフル、猛威ふるってますね。すでに今シーズン、部下がやられました。
ご家族がインフルに罹患した、なんて話も聞きます。
我が家では胃腸炎が流行していたようですが、今、私には病気で倒れている余裕などない…。気合で戦っています。
さて、ついに高年齢雇用継続給付の廃止(2025年から2030年にかけて段階的に廃止)が決定しましたね。
「高年齢者雇用安定法」で、2025年には65歳までの継続雇用義務化が完成するので、すでに予測されていたことなのかと思いますが…。
雇用保険で覚える手当が減る…と思った方、残念ながらまだ先の話です。
段階的に廃止というと、やはり思い出すのが「特別支給の厚生年金」。あそこまで区分されないでしょうけど、生年月日要件は必須?
結局、社労士試験的には、覚えることが増えるだけのようです。
この給付の目的は、再雇用時の賃金減少に対する補填、労働意欲・モチベーション維持だったかと記憶しています。
しかし実際、65歳まで雇用継続が義務が課せられたら、法律上は現行の年齢要件が5年ズレていくだけなんでしょうけど、現実への影響は未知数です。
現実的に再雇用で70歳まで働いてもらう…というのは、どうなんでしょう。
人材不足とはいえ、定年が65歳までのびたら、若い子たちにしわ寄せがいくんじゃないか…との懸念もあります。
かたや、65歳まで正社員または再雇用として雇用、70までまでも再雇用…となれば、企業側の負担も大きくなるでしょう。
もしかしたら、最近の大手企業での40~50代早期退職は、この65歳定年義務化も背景にあるのかもしれません。
今回の高齢者雇用継続給付の廃止、65歳定年、そして繰り下げ支給の75歳延長、国年と厚年の積立金のフュージョン…。
これって本丸は年金支給の年齢を70歳にするため、ですよね。この素人中年にも、そのための布石としか思えない政策ばかりです。
ちなみに、雇用保険の64歳高年齢雇用者の免除は、令和2(平成32)年3月で終了なので、試験範囲には含まれるネタです。特に再受験の方はご注意を(徴収法で事例問題でそうな予感!)。
それでは、おやすみなさい。