こんばんは。毎日お酒が手放せない、中年デュマです、
印刷業界的には注目のpage2020が、サンシャインで始まりました。
とはいえ、内容見ても興味そそられず。なので不参加。
業界に対して興味がほとんどなくなってしまった…というのもありますが。
アプリケーションよりも機械大好きな私にしてみれば、
まだ、IGASの方が楽しめますね。開催のたびに縮小してる感ありますけど。
とはいえ、印刷の展示会も、アジアは中国開催がメインになるのでは。
今は新型コロナ的なアレで大変ですが…。
さて、そんなpageには目もくれず、
「労働条件の不利益変更について学ぶ」
というタイトルです。どストレートですね。
1日目は、働き方改革関連法案も含めた基礎知識。
2日目は、判例から不利益変更の実例を見ていく。
という内容です。
判例、事例として挙げられていたのは、地裁のものばかりでした。
シャロ勉でおなじみの「片山組事件」や「長澤運輸事件」は、解説で登場しましたね。
シャロ勉時代に見た判例は、こういったセミナーで話題に出ることが多いので、役立っています。
内容が「不利益変更」ですし、講師も弁護士先生とあって、
質疑応答の熱がハンパなかったです。
この手のセミナー、質疑応答になると退出される方や、
しらーっとなることが多いと思っていましたが、内容によるのですね。
先日は講義終了後にも質問の列ができていたので、
今日は「講義の内容の沿った質問優先、終了後の質疑応答はなし」
と司会の方もクギさしていました。
色々と復習にもなりましたが、
一番気になったのは「黙示の同意」ですね。
判例とか法律の本読んでると、出てきます。
「何も言わないのは、認めたと同じだ!!」
というアレですか。
事業主と労働者では、力関係に差がありすぎます。
反対すればイジメ、へたすりゃクビ。
そんな状況で、不利益変更のについて、特段反対は示さなかった。
その後も、異議申し立てすれば反撃が怖いので、黙って従う。
それが何年にも及んだ結果、「黙示の同意」として裁判上、判断されることがある。
はっきりNoというのは難しい。
でも、異議を挟むなどの努力はしておこう
できればメールなんかで、証拠として残る方がいい。
黙っていること、我慢は美徳。
そんな考えは、この令和で完全に終わりにしましょう。
しかし、国分寺、遠い。そして中央線混みすぎ。
まだ5時だというのに、あわや積み残されそうになりました。
各停(快速?)ならば、本は読めるレベルでしたが。
都心部に職場があれば、問題ない距離かなーとも思いますが、
この混み具合を見れば、私はノーサンキュー…。
ちなみに戦利品として。「ポケット労働法」もらってきました。
これ、いいですよね。社員全員に配布したいです。
それでは、おやすみなさい