こんばんは。産業カウンセラー養成講座がさらに日程延びてアレな、中年デュマです。
「失敗の本質」、ようやく原著を読みました。
ビジネス書として刊行されている要約本は読んだのですが。
読了後、このレベルの組織でアメさんとドンパチやって、
それでも昔の日本すげーとか言ってる連中、いるのかよ…という憤りより、
令和を迎えた現代でも変わらない所に、もはや言葉もありません。
いや、それを言ったら人間、古代から大して変わってないですが。
カエサルの言うように「見たい現実しか見えない」ですし、我々は。
残念ながら、巻末最後に述べられていた危惧は、的中してますね。
私の祖父は海軍士官だったので…気持ちとしては複雑です。
昔に聞いた祖母の話では、「駒橋」という船にのっていて、
その後、沼津の海軍工作学校に勤め、その地で終戦を迎えたそうです。
なにしろ祖父は、私が産まれる前に死んでるので、分かりませんw
今でも勲七等が残っているので、下士官だったんでしょう。
ちなみに終戦後、鍍金屋を起こしました。もう廃業ましたけど。
* * *
ついに、セレブラ(Celebrant)が壊れました。
最後にサーバを乗せ替えて10年。この日が来てしまいました。
正確にはセレブラサーバについていたドングルが、壊れました。
ドングルもUSBではなく、Ripサーバ側のPIFについているものです。
これ、ランプないから通電してるのかどうかもわからんww
色々試して状況証拠を積み重ね、FFGSに問い合わせをして、
ドングルが原因であるとみなしたわけです。
※みなしたので、決定が覆ることはありません。法律かww
まぁ仮にPIFのボードが問題だったとしても、術はないんですが…。
このセレブラ(古いRip)が壊れたと聞いて、
「あ、大変…」と思った方は、立派なDTPer、しかもプリプレス寄り、ですね。
今時、CPSI(PSベースのRip)なんぞ、エンジンすら搭載されていません。
※ライセンスの兼ね合い(それぞれAdobeに対してライセンスフィーが発生する)
もあるんでしょうかね。
未だ、弊社には10年以上前、20年近く前のQuarkデータが存在し、
未だに訂正(けっこうハードな訂正もある)をして、増刷を重ねているのです。
まさにリピーター(増刷)で支えられている印刷会社…。
普通の会社なら、どっかのタイミングで切り替えてくわけです。
なにしろ、マトモに扱える人材も今ではいないわけですから。
やるならPS→Distiller→PDF→APPEでRip、ということになるんでしょう。
もうね、リスクしかありませんわwww
オンデマンド用やWeb収載用のPDFくれ、なんて依頼は多いわけですが、
すでにその経験で、色々面倒が多いことも分かっています。
手順がすべてかわるので、同じ顔をした別物とも言えます。
当然、作業をする時はチェックしなければならないのですが…
誰が責任追うんですかねw
お客さんはチェックする気もゼロ、ですし。
そして、これらをマトモに扱えるのは、外様の私だけw
だから、こうなる前に、何度となく切り捨てるべき、と言ってきたのですが…。
属人化、そして誰かひとりしか対処できない、という人的リスク、
企業なら真っ先につぶしておくべきリスクかと。
古いものを新しいものに変えていく。
メーカー都合の所も多いですが、
他に選択肢がなく、ただ使うだけのユーザーは、
残念ながらその流れには逆らえません。
このままいくと、CS6環境が、同じような道をたどりそうです。
それでは、おやすみなさい。