ただの氷河期中年でも、資格ゲッターになりたい!

【氷河期世代】【ただの中年】の、終わらない「自分探し」

セクハラ訴訟、中小企業にはアキレス腱ですな。

こんばんは。いよいよ来週、ジムシテの中年デュマです。

 

そんなことより、勤め先は、私が4日もいなくなるので、

今日は、いろんな人に焦りや心配がみられました。

いや、月曜日は出社するしwwww

誰かいなくなったらアカンっていう、

その状態を何とかしろよ…というのが、いつも思うことです。

今年は波照間に行くわけではないので、

まぁ、何かあれば会社には行けますけどw

 

ジムシテ終了後、今年は新人研修がないそうで…。

いや、正確にはWebだそうです。

ゆっくり申請書や書類やらお布施やらをして、

早ければ、11/1から、社労士に登録となるようです。

しかし、登録しても、まだスタートラインですらないw

特定を来年受けるための要件を満たした、だけです。

まだまだ、先は長いですね。

 

*     *     *

 

今日も国分寺で労働カレッジでした。

内容は、男女雇用機会均等法メイン。

その中で、セクハラの話がありましたが…

いや、ホント、セクハラはパワハラに比べて類型が分かりやすいし、

判決もシビアっすね…。

 

最近ではまったく見なくなりましたが、

旅館に行くと、よく男子トイレに、

肌色分多めなポスターやカレンダーがはってありました。

あとは、一昔前の居酒屋にあった、

水着のおねーさんがジョッキを持っているポスターなんかもありましたね。

 

例えば、ある従業員(ちなみに今は、女性でも男性でも、性別問わずです)が、

そんなポスターを見て不快感を抱いた。気分を害すると訴えてきた…。

しかし苦情を受けたけど、ポスターを撤去しなかった(←ここがキモ)。

すごくざっくりとした事例ですが、

これで、企業がセクハラを理由に訴えられる可能性があるわけです

(そして、今の時流では、負ける可能性もあるわけです)

 

残念ながら、昭和のオッサン的発想は、すでに死んでいます。

令和では、どんどん駆逐されていく運命なのです。

そして男性だからといって、皆が皆、

そういう性的なものウェルカム、ではないです。

ホント、いい加減気が付いてほしいものです。

特に(中年以上の)オッサン、老害どもには…。

 

ちなみに欧米では、上のような事案が、

最終的に女性従業員全員の集団訴訟に発展して、

何十憶(ドルなのかエンなのか)という賠償金の判決が出たとか…。

 

欧米に比べれば、超法整備も遅れている日本では、

そこまでの動きはまだありません。

ただ中小企業には形だけコンプライアンス遵守すらない所が多く、

ましてやセクハラ・パワハラ当たり前、なのが現状。

もちろん相談窓口なんてないでしょうし、

役職者、経営者、そしてそこで働く人ですら、

気にしていない、知らないのが現状。

 

資金力のない中小企業が、万が一セクハラで集団訴訟とかされて敗訴すれば、

完全に無資力になりますね…。

いや、仮に1件でも、損害賠償のみならず、企業イメージも大幅下落…。

そのリスクがどれほどのインパクトか。

この記事を見て、マジかよ…と思った方、

この機会に、自社の事情を、ぜひ再点検を。

特に管理職の方、自身の行動にも要注意、ですよ!!

 

あと、気を付ける事案としては、最近話題の、リモートセクハラ

テレワ中の女性部下に、

「就業環境を確認したいので、背景合成ではなく、部屋を見せなさい」とか、

「在宅も勤務だから、ふさわしい服装か全身チェックします」など、

もっともらしいことを言いながら、実は自分の興味を満たすために

強要したりしてません?????

PCで録音や録画されていれば、はい、動かぬ証拠です。

新しいけど実は昔からあるセクハラと変わらない、リモートセクハラ。

こちらにも注目ですね…。

 

また、今まさにセクハラで困っている方、

これってセクハラなのかな…と疑問のある方。

証拠になりそうなものがあれば、ぜひそれをもって、

都道府県労働局の相談窓口や、労働者側を得意とする社労士(特定)

(もちろんガチで挑むなら)弁護士に相談しましょうね。

ちなみに労基署に、セクハラ案件の相談をすると、

労働局の相談窓口をおススメされるそうです。

 

あっせんでも、セクハラは多い案件とのこと。

そして、パワハラに比べて分かりやすい。

男性社労士には、ちと扱い辛い案件かなぁと思いますが…。 

 

そんなわけで、眠素、もとい、民訴の勉強して寝ます。

引っ越しのための粗大ごみ出ししなきゃ…

それでは、おやすみなさい。