ただの氷河期中年でも、資格ゲッターになりたい!

【氷河期世代】【ただの中年】の、終わらない「自分探し」

賃借人も労働者も、かわんねーな。

こんばんは。不眠にあえぐ、中年デュマです。

 

今日、来年の3月をもって、

この住み慣れた街を離れることを決めました。

 

私の住んでいる街は「赤羽」。

そう、日本の酒都、そして住みたい街ランキングでも上位の、

埼玉県ではない、東京都の街です。

 

まぁ雑に説明しますと…

大家さんが(たぶん相続で)部屋を売り、

買い手は、雑な言い方すればリノベーション(転売)屋だったと。

一応賃貸は関連会社経由でやってるみたいですけど。

ネットでも、いくつか悪めの噂もちらほら。

同じマンション内でも、ここ1年の間に2部屋が、

この業者がリフォーム、販売していました。

住まれていた方はご高齢の方だったので…

たぶん、相続の関係でしょう。

相続税の評価額が、高かったのかもしれません。

ここを購入された当時とは、比較にならないくらい、

地価はあがってるでしょうし。

また、利便性は高いのですが、部屋の広さ的に、

ちょっとファミリー層には住みずらい物件です。

 

さて、去年末ぐらいにオーナーチェンジはしたものの、

賃借人の契約は承継されました。これ、法的に普通ですね。

ただ、更新の際に、

周辺の家賃相場に合わせてという名目で値上げ

されました。

今回は法外な値段じゃないから、賃上げに同意したんですけどw

オーナーチェンジに伴う賃貸トラブルは、まぁ多いそうです。

 

賃借人は「借地借家法」で、かなりの権利を保護されてると聞きます。

契約は自由契約が基本、というのは民法の原則です。

でも特別法がある。

それだけ、賃貸人と賃借人の力関係には差がある

ということでしょう。

ん、この関係って、どっかで聞いたことありません???

そう、我らが「労働基準法」です。

労働者も、法律上は、かなり保護されている、と思います。

※その理由も、ここでは説明不要ですよねw

しかし残念ながら、特別法はあれど、

現実には権利の行使できず、保護も受けられず、

泣き寝入りするか、何も言わず引き下がる…のが現実。

「労働者」と「賃借人」、どちらも似た状況にあるようです。

 

 

確かに、周辺の相場は高いです。そして上昇は続けています。

残念ながら、全国平均レベルの収入があっても、

ファミリー層では、なかなか借りるのは躊躇するお値段ですね。

値上げ理由は方便で、観測気球的な狙いだったのでしょうか。

 

そんな更新して間もないのですが、つい最近、

賃貸借契約に関する重要なお知らせ、なるものが届きました。

その後、不動産屋より、

定期借家契約(1年)に変更するかわりに、家賃減額しまっせ」

との提案をされました。

 

更新したばかりなのにこの提案。

「ああ、次回更新の際は、法外な値上げで追い出すつもりでは…」

と疑いたくなるのは当然でしょう。

法外な値上げについては、弁護士行政に相談すれば、

戦うことはできるようです。

でも、その法外な値段の基準って、微妙ですよね。

人によって感じ方はあるでしょうし…。

 

こちらも長男が来春進学を控えています。

ぶっちゃけお金もかかるし、次回更新は2年後。

そんな中途半端なタイミングで追い出されることになれば、

転校しなきゃならない可能性も大。

正直、私自身の先行きも不透明…。

もし動くなら、このタイミングしかないだろう…と決意。

 

いっそ1年の借家契約ではなく、来年の3月までに出ていくから、

その分賃料下げての提案を、逆に投げることに。

…たぶん、その線で折り合いがつきそうです。

 

ちなみに売却の場合の値段を聞いてみましたが、

とても良い値段だったので、そっと受話器を置きましたww

たぶん、売る気はもともとないだろうな…と。

借地ではないので、その辺は時価ですから。

 

もはや、普通の中年リーマンでは、

主要駅近辺で中古のマンションを買うことすら

できない時代になったようですww

 

いやはや、まさかこんなに早く、この地を離れることになるとは。

ただ、決断をした今になって、

色々振り返ってみて…思うんです。

本当だったら、もっと早くこの地を離れた方が、

経済的合理性も、その分の利益も十分にあったと。

もっとお家賃安い所であれば、

こんなカツカツ生活をする必要もなかったと。

 

私の実家は隣町にあります。

両親は健在。で、私の車も実家の駐車場にあります。

赤羽周辺に住んで20年近くになり、慣れてます。

一応その辺が、赤羽に住み続けてきた理由です。

でも本当は、私が、精神的な意味で、

親離れをできていなかったのでは…と。

 

昔から隣町(厳密には隣ではない)赤羽にはあこがれていました。

初めて赤羽に住んでから、周辺地域に都落ちした時、

絶対にここへ戻ってくると誓ったぐらいですw

まさか、その時の住居が眼下に見える場所へ

戻ってくるとは思いませんでしたが。

 

そして小さいころから高い場所に住みたかったし。

 今は10階ですが、眺めはいいです。

特に、筑波山を眺めながら吸うタバコは最高ですw

 

それらの夢は、ちゃんとかないました。

そう、かなえたし、かなってしまったんです。

そろそろ潮時、かな…。むしろいいタイミングだったんだ。

 

さて今回の件について、妻の実家が手を挙げてくれました。

私たち家族の身柄を引き受けてくださるそうです。

利害関係者が皆、納得感のある結果になりそうです。

マスオさん? いいじゃない。

彼はきっと現実的で、合理的な人なんですよw

 

そして、そんな妻とは、来年で結婚10年。

付き合ってからは、もう20年近くになろうとしていました。

さぁ、これから半年、超忙しくなりそうです。

 

それでは、おやすみなさい。