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テレワーク時代の労務管理。時間管理と評価制度がカギかな。

こんにちは。珍しく日中作業の、中年デュマです。

 

テレワークのための準備が始まり…

もちろん、こちらはテスト後、をにらんであれこれと。

今、会社のルータは対地数4なので、

対象者を増やす、ということになれば、

もっと対地数の多いルータに変更しなきゃ。

セキュリティ面も心配です。

パスワード等の管理も、今までのようにはいきません。

 

そして一番の課題は労務管理…ですかね。

交通費の支給。

労働時間の把握。

給与評価制度

たぶん、多くの企業が悩まれている所だと思います。

弊社でも、労使双方、最も大きい障害になっています。

特に労働時間と給与、評価制度は切ってもきれないもの。

 

交通費はわかりやすいと思います。

なにしろ労基法上、支払いが義務づけられているものではないですし。

※交通費は支払い義務がある、と思われている方は多いようです。

私も実は、シャロ勉するまで知りませんでしたw

かかった分、建て替えの都度払い、という対策が考えられます。

もらっていた額によっては、標準報酬月額が変わります。

支払いが減る半面、将来受け取れる年金が減る、というデメリットもあります。

ただ、これだけ年金不安が広がっている中では、

目先の支払いが減る方が歓迎されるのかもしれません…。

 

テレワークとなれば、労働時間の把握も今まで以上に難しい。

なんでもWebカメラを使った監視ともいえるシステムもあるとか。

在宅だからといって、労働時間の把握や、

実労働時間と残業の支払い、という義務は変わりません。

だからこそのWebカメラで監視、なんて発想も出てくるんでしょう。

 

時間でなく成果で評価をする。

古くて新しい問題、ですね。

時間でなく成果で評価、しかも公平にするのは、難しいものです。

この辺に関する書籍やセミナーは多く、これをうたうコンサルも大勢います。

幅広く納得感を得られる制度は、未だに登場していない、というこでしょうか。

時間で管理する方が、管理する方からすればラク、です。

そして、管理される側も、目に見える時間と言う縛りの方が、

成果に対する評価よりも納得感がある。

そして工場法をベースにした労基法

フレックスだの専門業務型裁量労働だの、という制度はありますが、

そのベースは時間による管理、です。

 

このあたりをどうクリアしていくか…が、

このテレワークを浸透、定着させるだけでなく、

企業の生産性向上、というテーマにもつながる所でしょう。

 

あとは、労基法にさまざまな罰則規定はあるけど、

結局、取り締まる側の体制の問題も大きいと思います。

何百万とある企業を、現状の体制で指導するのは、

そもそも数が少ない現場の監督官では難しいのでは。

結局、罰則で法の実効性を担保できていない。

労使双方の信頼関係などというものは、

ブラック企業という言葉がこれほど市民権を得ている今では、

理想論としても語られるようなことはないでしょう…。

 

大きな話をずらっとかきつらねてみましたけど、

私のような場末の印刷屋管理職社労士の卵(?)には、

目の前の出来事に、1つづつ立ち向かうことしかできないです。

 

それでは、ごきげんよう