こんばんは。PloomSの購入割引DMに大喜びの、中年デュマです。
相変わらず感染者は増え続けてるし、電車は混んでいる状況ですね…。
検査数が増えたから、感染者数の桁も増えた、というのはわかるのですが、
このところ一気に増えた感あるし、もはや感染ルート不明だしで、
ナニが正しいのか、どういう状況なのか、さっぱり見えてきませんね。
そんな中、事業継続緊急対策(テレワーク)助成金の内容、初めてみました。
たまたま取引業者から「補助金申請期限が迫っています」
という表題のメールが来ていて、のぞいてみたら、テレワ助成金の話だったと。
まぁ業者からすれば、物品を買ってもらいつつ、
申請の手伝いをして成功報酬ももらおう、という所なんでしょうが…。
この助成金の要件の中で、「労働関係法令について」の部分が、
中小企業経験の長い私のアンテナに、すごーくひっかかったので、
ざっくり要約でご紹介しておきます。
1.賃金が、最低賃金を下回っていないこと。
2.固定残業がちゃんと割り増しで計算されていること。
また固定残業の超過分も割増賃金で支給されていること
3.残業させるなら、36協定をちゃんと締結して守ること
4.労基法の時間外上限規制(今年から中小も対象)をしっかり守ること
5.有給の時季指定5日の義務をちゃん守るすること
6.これら以外の労働関係法令を遵守していること
7.厚労省の指針に基づき、セクハラ等防止対策をすること
労務管理を普通に行っている企業であれば、
何も問題なくクリアできそうな内容ですね。
ですが、中小企業、特に小規模事業者で、
1~7をすべて守っている会社さん、どのくらいあるんですかね。
固定残業を払えば、超過分は払う必要ない。
とか
固定残業計算したら最賃以下だった
とか…
未だによく聞く話です。
他にも
有給という制度はない
とか
残業代を支払うかどうかは会社が決める
とか…
雇う方も、働く方も、こんなアーリーサマーです。
これ、支給決定後に労基に指導されたりとか、労働問題とか起こった場合、
支給停止や返還に該当するんでしょうかね…。
とはいえ、厚労省が雇用保険を財源に支給する助成金ではないので、
労務関連のチェックはザル、だと思いますけど。
そもそも設備投資に対する助成金ですしね。
かくいうワタクシ、社労士の勉強をするまで、
「残業代は会社によって払う払わないは自由」
「有給は忌引き病欠の時にしか使えない」
「残業はいくらやっても制限はない」
「クビといわれたら、理由もクソもなくサヨナラ」
「会社の許可なく辞めることはできない」
等々…書いていて、恥ずかしくなるレベルの認識でした。
こういった助成金申請するなら、全部とはいいませんが、
せめて最低限度お賃金の所ぐらいは守っていただきたい。
なにしろ、この賃金こそが、我々労働者の生きる糧になるんですから…
意識高くない私のような中年が仕事をする理由は、
ただカネを稼ぐためだけなんですから…w
それでは、おやすみなさい。