こんにちは。子供を連れて木下大サーカスを観てきたばかりの、中年デュマです。
サーカス、皆さんはライブで観たことはありますか。
私は、ウン10年前に、確かボリショイサーカスを観に連れてってもらった記憶があります。が、どんな内容だったのかは覚えていません…。今回、たまたま浦和美園と近く、子供が興味を持ったようなので、勉強で失った夏の罪滅ぼしのため行ってみることにしました。当初は自由席だったのですが、待機列で開園をまつのが辛い近くで迫力のある舞台を子供に味合わせてあげたい、と、指定席を奮発しましたよ。
終わってみれば、大人の我々が満足して終わりました。私は、口半開きでしたね。失敗しそうで失敗しないテクニックとか、女性の演者さんの筋肉の美しさとか、外人さんイケメンすぎて惚れてしまいそうだった、など。さすが、世界三大サーカス。
で、子供は途中から飽きて、ウロウロしたり、ちょっかい出してきたり…と。仮面ライダーや戦隊モノを常に観ている彼には、現実でのすごさが分からないしでしょうし、席でじっとしているのはさすがに苦痛だったのでしょうか。サーカスより、途中のヤマダ電機で買わされたプログライズキーの方がご満悦だったようです。
そんなサーカスを観ながら、社労士の勉強をしている身になると、色々と思うところもあるわけです。サーカス団員は正社員なのかな、請負契約なのかしら、労働時間は…とか、社会保険関係はどうなのかしら、とか。
健康保険の被保険者の適応除外に、こんなのがありますよね。
巡回興行のように、事業そのものは継続性があっても所在地が一定しないものに使用される者は、使用期間の長短に関わらず被保険者にならない。
日雇いや2月以内、季節的4月以内はメジャーですが、「事業所の所在地が一定しない」は、適応除外の要件として、意外と忘れられがちなのでは。
サーカス、色々な場所を巡って興行しています。昔話などでも、サーカスの一団って出てきますが、所在地が一定している感じはないですよね。令和の時代、さすがにこれはないのでは…と思い、公式サイトを調べました! 採用案内の舞台演者は、健保・厚年の記載がありました。しかも新卒採用もやってるのですね。それだけでなく、二代目の社長さんは、サーカスを初めて法人化して、週休制を取り入れた、とか。若くして業界に飛び込んだ人も、安心して技を磨ける…かな。雇用についても正社員ってわけでしょうか。さすがに労働時間の詳細は分かりませんでしたが。
いやはや、社労士の勉強始めると、今まで気にならなかったものが、気になるようになるものです。建設現場とか、クレーンの耐荷重とか。ブログエントリーのために、小ネタ集めないと。
それではおやすみなさい。