ただの氷河期中年でも、資格ゲッターになりたい!

【氷河期世代】【ただの中年】の、終わらない「自分探し」

残業王になっても、なんのご褒美もなかったけど。

こんばんは。お祈りメールのご利益で、ミリシタでSSRを一発ツモできた、中年のデュマです。

 

厚労省から、平成30年度(2018年4月~2019年3月)までの、労基署の監督指導結果が公表になってましたね。

 

対象29,097事業場に対し、20,244事業場で労働基準関係法令違反あり。11,766事業場(40.4%)で違法な時間外労働が確認でき、指導を行ったそうです。中でも月80時間超の時間外・休日労働が認められたのは7,857事業場(違法事業場の66.8%)、だそうです。多いなーと思う方も、いやいや、これでも氷山の一角でしょ、と思われる方、さまざまかと思います。私は、氷山の一角だと思いますね…。

ちなみに、200時間超は219事業場あったそうです。私も15年以上前、200時間超えは1度だけありましたが…その当時は「ついに200時間超えたぜ! 俺が〇〇残業王」とか、もはや理解不能な境地でした。ちなみに残業王になっても、「よく働いたな」と、まったくありがたくもないお言葉をいただきましたが、ご褒美もありませんでした。氷河期世代は、そこまでしないと正社員でいられない(と思い込んでいた)時期がありました。

 

他にもさまざまな項目が上がっています。社労士試験の勉強をしていると、馴染みのあるものがいっぱい掲載されています。ご興味ある方は、厚労省のHPで見てみてください。

 

しかしこの監督指導、どうやって対象をつきとめているのでしょうね。おそらくは相談や、厚労省HPにある労働基準関係情報メール窓口など、労働者からのタレコミ(というのか?)を元にしているのかと。全国に大小どれだけの事業場があるのかわかりませんが、とても労基署だけで把握するのは難しいでしょう。そして労働者にしても、労基に相談あるいは申告する、というだけで、敷居が高いのではないでしょうか(ようやく決意して相談に行くも、門前払いにされた…なんて話を知人から聞いたことがあります)。

 

社労士の先生方には、少なくとも自身の顧問先では、こういった事態が起こらないよう、頑張っていただきたいです。顧問契約をしていると、言うに言えないシーンもあるかとは思いますが…。