こんにちは。シミが増えた感があるので、
少し肝臓を休ませようと考えている、中年デュマです。
ペストを読み始めて、序盤、ロックダウンされるとこまでいきました。
ここからがメインの話、なんですよね。
かわって現代の日本。ロックダウンはされていませんが、
すでに宣言による「自粛」の延長も既定路線。
疲れ果てた人々の心ない発言や絡み、正義感をあわらにした、
「不謹慎厨」ならぬ「正義警察」たちの熱い巡回の様子が、
日常にも、ネットにも、相も変わらずあふれています。
久しぶりにTwitterをのぞいてみましたが…
私が離れた3か月前と、何ら変わりがなくて安心しましたww
まぁ、ネットでも日常でも、昔から普通にある出来事ではありますが。
しかしこの「自粛」。「要請」とあいまって、
極めて日本(というより政府とでもいうべきか)らしい
…と感じてしまいます。
最後は何かあっても「自己責任」で、国には責任が及ばない。
そんな風に感じてしまうのは、私だけじゃないと思います。
* * *
雇用調整助成金、一応、社労士の連帯債務(責任)問題に動きがあったようで。
職安局長から連合会への要請書の画像がネット上にあったので
読んでみましたけど…
結局(今までと変わらず)連帯責任(債務)あるんじゃんw
というのが、正直な感想です。
※ちなみにソースは、岡先生のTwitterです。いつも参考にさせていただいてます。
岡 佳伸 (@okayokay0214) | Twitter
これじゃ、いくら社労士に雇調金の話を依頼したところで、
特にスポット対応で及び腰になるのは、変わらないでしょうね…。
※そんな中、社労士向け助成金講座の売り込み、なんてのもあるそうです。
以前のエントリーでも触れましたけど、
やっぱりスポットで受けるリスクは高い、と思わざるを得ません。
だからこその成功報酬(+リスクプレミアム)、
という値段設定にもなるわけですが。
それでもどうなんでしょう…。
ちなみに雇調金の話は、色々な所で解説もされています。
社労士、弁護士、最近は社会福祉士もこの辺の話をしています。
でも私としては、ネット情報を参考に、経営者自ら取り組む方が、
マージンとられることなく雇調金が入るし、
今後、他助成金申請の参考になる(特に面倒くささという点)、
よいのではないかと思いますけど。どうでしょうか。
既存の制度をちょっと拡張して適用。
新規に給付等を行うには、根拠をつくるため、
法改正や新法制定が必要、というのはわかります。
また制度が複雑なのは、必要書類や審査を複雑化することで、
フリーライドや法令順守を促していく狙いもあるんでしょう。
ただ、今はまさに緊急事態です。
経産省の持続化給付金のシステムの方が、
よっぽどスピーディでマトモに見えるのは、私だけかしら。
上限金額が大きくないので、できた流れかもしれませんけど。
※最近仕事で、持続化給付金のパンフレットを見る機会があったので知りました。
雇調金(雇用の維持)、持続化給付(企業の事業継続)では、
支給理由も目的も違う、そんな意見もありそうですが…
目的はどうあれ、今、必要なのは金銭的支援です。
支給利用だの目的だの、受ける側には関係のない話です。
もっと踏み込んだ対応をお願いするし、やれよと思います。
さて、ペストの続きを読みます。
それでは、ごきげんよう。