ただの氷河期中年でも、資格ゲッターになりたい!

【氷河期世代】【ただの中年】の、終わらない「自分探し」

良心の呵責といいながら、ただの正義中毒だよね。

こんばんは。暗い話題にしか目がいかない、中年デュマです。

 

ミッシングワーカーとかいう本を読みました。

以前から8050だの、ひきこもり対策だのとかれていますが…。

僕たちバリ氷河期世代は、その下の7040ですが。

実際、この闇は深いですね。

若いころからひきこもっていた、とか、

脱サラして事業で失敗、とかではなく、

介護やメンタルヘルスなど、ごく普通の転機で仕事を辞めたら、

もはや立ち直るのが難しい状態になってしまっていた…と。

 

仕事柄、歯科関係の書籍に関わっていると、

8020という言葉に出くわすことが多いです。

こちらの8020は、「80歳で20本の歯をのこして健康でいましょう」的な、

とても前向きなスローガンなのですね。

対して8050はとても重く、はっきり言って、希望がない状態です。

 

特にこの新型コロナの影響は、立場の弱い人をさらに追い詰めているようです。

そして業種間のダメージの差も大きい。

なんでしょう、これでもまだ、現実でもSNSでも

自己責任論を口にされている方々ってのは、

よほど選ばれし上級国民なのか、それとも自信と前途あふれる成功者

なのでしょうか…。

 

そして一部大企業さんで言われている「40代、50代のボリュームが少ない」、

とかいう、アホなの何いってんの発言…。

僕たちは、言い知れない憤りを胸に、生きてきましたよ。

少ないんじゃなくて、結局は大企業をはじめ中小企業、

社会全体で行ったことの結果でしょう、と。

氷河期世代の入り口での絞り込み。

規制緩和とかいう弱肉強食、搾取構図の強化。

消費税の増税による、一見平等で、実は収入の低い人には不公平な制度。

40代、50代が少ない? いや、ちまたにゃあふれていますよ。

そして、入口で躓き、また、途中で挫けた人々に、

どんな救いの手がさしのべられたのでしょうか。

 

一度躓いたり、立ち止まったりしてしまうと、

再起が普通にはかれない社会とか、誰が望んだんでしょうか…。

 

*     *     *

 

明日は我が身。そう、そのつもりで、この中年も生きています。

その状況を避けたい。だからこそ、無駄なあがきを続けています。

逆に、危機感ない連中を見ていると、最近、どこかで怒りを覚えます。

別にそいつらの人生なので、怒りを覚える筋合いも必要性もないのですが…。

 

自分の怒りや不満を、正当化して発散し、しかも満足感を得ようとする。

あ、これ、SNSで正義をふりかざして同調圧力を強いてる連中と、

なーんにも変わらなくね…wwww

 

そう考えていると、僕が、勤め先に抱いている感情

社労士試験を乗り越えてしまったほどの、その負のエネルギー。

 

日々、見てみぬふりに良心の呵責を覚える。

そう思っていた感情すら、ただのまやかしなんじゃないか…。

実は、現状の不満を、「他の皆」に置き換え、

労働法」という「正義」を持ち出すことで、

自信の感情を正当化しているに過ぎない。

 

なにしろ自分は、そこまで不利益を被ってないし、

場合によっては体制におもねているように見えているんでしょうね。

「他の皆」は、どんな状況でも、波風を立てたくない

それが望みなのだから、法律がどうのとか、労基がどうのとか、

そういうのはノーサンキュー、というのが現実。

 

弱い人の味方になりたいとか、

不利益を被る様を見てみぬふるを続けることへの良心の呵責

とかいいながら、実は単に、

正義の味方ヅラしつつ、

自分の不満を解消したいだけだったか…

とか考えてしまうと、

自分も正義中毒に片足突っ込んでしまっていたのかな、と、

キンキンに冷えた新ジャンルを飲みながら、少しは冷静にもなります。

 

この状況下、今まで考えたくもなかったですが、

「仕事があるのはすばらしい」「雇用サイコーだぜ!」

と感謝をささげながら、

たとえ給料がこれ以上下げられてもたいした能力もない中年は、

自身の正義を貫く辞めるとか、青臭いを通り越して、

誰も幸せにしないアホな行為は慎むべきではないか…。

 

とはいえ、後先を考えないキレる40代でもあるこの中年。

その時々の感情で、誤った行動をとらないとは言い切れませんがww

まだ時間はあるし、少し、突き放して考えてみようかと。

 

そんな、新型コロナの感染者数は増えるばかりで、

もしかしたら、今の政府ならば、再度の宣言とかいう、

経済社会の自殺行為をするんじゃないか…

と不安を抱いている、連休中日でした。

 

それでは、おやすみなさい。