ただの氷河期中年でも、資格ゲッターになりたい!

【氷河期世代】【ただの中年】の、終わらない「自分探し」

出来事は、相手の数だけ解釈がある。

こんにちは。

 

毎日午前と夕方に、厚労省HER-SYSから、

健康観察入力を促すSMSが来ます。

熱とか症状を記入するヤツなんですけど。

HER-SYSは、

厚生労働省新型コロナウイルス感染者等情報管理システム

とかいう、クソ長い名称の略称だそうで。

 

強制じゃないようです。

せいぜい、熱を測るきっかけにでも…

そんな軽い気持ちで付けてます。

 

こういうのを見ると、

国家による管理だ!!

プライバシーに対する侵害だ!!

とか、

鼻の穴をおっぴろげて

コーフンする方もいるでしょうね…。

 

それいったら、所得税をはじめ各種租税公課

健康保険、年金に関する情報、

我々の戸籍から住民票、

そしてマイナンバー…。

今更、このレベルの話に興奮するヒマあったら、

もっと違う所で、世の不条理に憤って、

その声を荒げてください。

 

*     *     *

 

久しぶりに夕方にニュースみました。

見たのは、感染症に翻弄される町医者の話でした。

まさに発熱外来に関する話。

検査キットも手に入らないため、

一時的に発熱外来をやめる、という内容です。

 

電話がひっきりなしにかかってきて、

事情を説明してお断りする。

医者としても少しでも引き受けたいが、

肝心の検査ができない。

 

まさに、私が数日前に、

患者サイドとして経験したものの、反対側です。

 

ああそっか、医者側からすれば、

我々患者とはまた違った側面で、

今の出来事をみているんだよなぁ…などと。

 

事実とか出来事って、

ただそこにあるだけで、色も意味もない。

なにか出来事に遭遇した場合、

私たちはどちらか一方当事者。

なので、自分側から見た解釈を行う。

てことは、当事者の数だけ解釈が存在する。

見た方向で色も意味も違ってくる…。

 

そりゃあ、利害対立するしかないわなw

闘牛みたいに、真正面からぶちあたるしかない。

 

でも、どうでしょう。

反対側、あるいは違った側面から、

その出来事を見ることができたら。

一方当事者の考えを知ることができたら。

 

もしかしたら、

別の提案ができるかもしれない。

少しでも譲歩できるかもしれない。

こみ上げた怒りが収まるかもしれない。

相手を許せるかもしれない…などなど。

 

今までと違ったアクションが、

起こせそうな気がしませんか。

 

自分の問題はうまく解決できないが、

他人の相談には的確にアドバイスできる、

なんてこと、ありますよね。

他人の身の上の出来事であれば、

冷静に色々な方向から出来事を見ることができる。

 

ということは、

自分の遭遇した出来事についても、

修行すれば、できそうですよねw

 

なんでしたっけ、こういうのを

メタ認知

とか言うんでしたっけね。

 

そうか、こうやって出来事を

違う方向から見られるスキルが身に付けば、

プレゼンで相手をおとせるようになるかも…!!!

 

ん、イイ話、ぶち壊しだなww

 

最後に一言。

よく思考停止というワードを耳にします。

でもちょっと待って。

他人を思考停止とか言う前に、

一方向からしか出来事を見られなくなって、

自分の意見のみが正しいと思っていることこそ、

立派な思考停止だと思いますがねw

 

それでは、ごきげんよう